仕事人としての東京ガスラグビー部 / works

第22回 高野聡 (前篇)

職場の仲間と共にラグビーを楽しめる今の環境が好きです。

ラグビーを始めたきっかけは? 

ラグビーとの出会いは本当に偶然で、実は高校では野球部に入部していたのですが、色々あって退部することになったんですね。部活を辞める時って担任の先生に伝えますよね?その担任の先生が偶然ラグビー部の顧問で、誘われるままにラグビー部に入りました。

 東京ガスを意識したのは?

実は鵜沼さん(産業エネルギー事業部)が、自分の母校の監督と古い友人関係らしく、平工業からはこれまでも、2人の先輩が東京ガスに入社していました。高校を出てそのまま仕事をしたい、ラグビーもやりたいという願いを叶えるために、先輩もすでにいる東京ガスを選択するというのは比較的自然な流れでした。鵜沼さんからも誘っていただきました。

 大卒の選手と一緒のチームで練習することになり、最初はどう感じていましたか?

体の大きさはもちろんのこと、社会人のラグビーというのは激しくて、全然違うなぁと感じたことを覚えていますね。ワクワクする思いと、怖いなという気持ちが半々でした。

 寮生活はどうでしたか?

大変でした。(笑)大きな違いとしては、共同のものが沢山あること。高校生という立場から、寮生活をして仕事をするというのは、変化に次ぐ変化です。寮に入って1日目のことをよく覚えていて、ひととおり荷物を運び終えた後、誰もいないなぁと急に寂しくなったことを覚えていますね。福島の実家にいるときは、兄弟が多くて部屋の数が全然足りないので、寝るのもみんな一緒でした。家族が比較的1つの部屋に集まるような家で、ヒトに囲まれて育ってきたので、しばらくは単身生活に慣れませんでした。個室というだけで、なんだか落ち着きませんでしたね。

その寂しさはずっと続きましたか? 

部と関わりはじめてからは、先輩たちによく声を掛けていただきました。箱崎さん・会田さん・吉田さんが、同郷ということもあり、気にかけてくれたように思います。

お仕事についても教えてください。 

入社して全体研修が3か月くらいあって、そこからは導管工事関係の仕事をしました。このページは東京ガスという企業を進路として考える高校生も目を通してくれるかもしれないので、あえて基礎から説明すると、まず「なんでガス工事をするのか」というと、例えば現状はプロパンを使っているご家庭が都市ガスを使いたいということになった場合、そこまで導管延長をする作業を行います。また、3年に1回と決まっているんですが、漏洩検査というのがあって、もしそこで漏えいが見つかれば道路を掘って修復を行います。こうした工程の中で、東京ガス社員としての役目は、ガス工事を行う上での行政手続きや工事監督役、工事を行う周辺地域への調整といった、工事が現場でスムーズに流れる上での安全・品質管理や調整作業などです。僕は神奈川導管というところに配属され、そこには部の大先輩、小関さんが絶対的存在としていらっしゃいました。小関さんのおかげで、部内にはラグビー部を理解してくれる体制がすでにありました。先輩の作ってくれた土壌にただただ感謝です。

そうすると、両立はしやすかったですか? 

はい。周囲の皆さんが状況を分かってくれていて、声をかけてくれることが嬉しかったですね。夕方に何か仕事を頼まれることがあっても、「練習あるのに大丈夫?厳しければ自分でやろうか?」なんていうことをよく配慮してもらいましたね。

最もやりがいや達成感があったエピソードを教えてください。 

5年目になった時に、河川の下にガス管を通すという大きな工事を任せてもらいました。これは骨のある仕事でした。地中のことなので、掘ってみないとわからないという部分が多くあって、何か問題にぶつかるたびに関係各所に相談や許可取りに動く必要がありました。約1ヶ月のプロジェクト、30人ほどが関わっていて、さすがにドキドキすることもありましたね。

5年目と言うと18歳で入社をして、23歳。若い段階で、責任ある仕事をされている様子が伺えます。反対に何か苦労したことは? 

昨年のことなのですが、部署の中で、一名人員が抜けてしまい、その全てを自分が引き受けることになりました。これまでは練習を休んだことがほとんどなかったのですが、このときばかりはどうにもなりませんでした。

今年(2016年)で入社9年目ということですが、東京ガス人生を振り返ってみて、いかがですか? 

職場の皆さんはラグビーに対して非常に理解があって、ラグビーの応援にも来てくれるし、勝敗を気にして一緒になって喜んでくれるんですね。試合の時だけにとどまらず、秋シーズンの前後には激励会や慰労会を開催していただいており、ただプレイヤーとしてラグビーが続けられていることが幸せというだけではなく、いつも最も近くにいて苦楽を共にしている職場の皆さんと、ラグビーを通じて盛り上がれているという環境が気に入っています。本当に恵まれていますね。

仕事面で、東京ガスで働く面白さ、どう思いますか? 

同じ仕事でもエリアごとに区切られているため、大きな工事も小さな工事も、そのエリアの人間がやるんですね。そうすると、必然的に経験のある人やエース社員だけが常に目立つ案件をやる、というような状況にはならずに、皆まんべんなくいろいろな経験を積むことができます。結果として、若い年次でもすでにお話したような工事に携わる機会を持つことができます。

後篇は2月3日(金)に更新予定です。
(インタビュア:高野美穂)

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