仕事人としての東京ガスラグビー部 / works

第15回:今井明男 後篇

前篇に引き続き、今井明男のインタビューをお届けします。

初めて達成感を感じたエピソードを教えてください?

いちから自分一人で営業をして、初めてガス空調のリプレース(機器の交換)を受注した時ですね。この営業には約3年かかったので、決まった時は本当に嬉しかったです。補助金を使った更新を提案したのですが、これは達成感がありました。普段からいろいろなことをよく話していて、先方の担当者様と仲良くなれたんですね。その仲良くなるまでが大変なのですが、すべては人対人です。親密な関係ができて、そこから話が進む。コミュニケーションの大切さを業務を通じて学ぶことができました。

ラグビー部でのことと、仕事。リンクしているなと感じることはありますか?営業は向いていると思いますか?

営業が向いているかについては、この仕事しかやったことがないので分からないのですが、そうだなぁ。考えてみると、僕は一人でいるのが苦手なタイプで、暇さえあると誰かに連絡して一緒にいることが多いです。とにかく人と喋っている。なんでもいいから声をかける。練習終わって風呂入っているときなんかもね。人といるのが好きです。そういう意味ではお客さんと喋るのも好き。こうしたコミュニケーションから部内での関係も、お客さんとの関係も生まれているような気はしますね。

7年目、すでに後輩が入ってきていて、声をかける、面倒をみる立場になってきていると思います。そこで感じていること、思うことなどありますか?

僕がここ(中央都市エネ)に配属された時は若手がいなくて、年上の方ばかりでした。今では若手もたくさん入ってきているので、僕の頃よりも(若手にとって)いい環境になってきているのではないかなと思っています。 僕が後輩に対して何か指導しているとか、意識しているようなことはありませんが、言葉遣いなど、これは場合によっては大きな問題になってしまうかもしれないと思えるケースなど、余程まずいと思ったときだけ、一言伝えるようにしています。また、お話したような事情で僕の場合、先輩からぐっと年が離れて僕がいて、その下からは、年々後輩が続いているわけですね。とはいえ、配属されるのは学卒・院卒者がほとんどなので、年齢的には僕よりも1~3歳上になるわけです。そこには初めなんとも言えない気持ちがありましたね。

ラグビー部の中での、7年目としての立場はどうですか?

やはり高卒の連中を可愛がっています。大卒の新人は、大学で培ってきたコミュニケーション力で親しみやすいかと思いますので。でも年齢や経験的に高卒は初めはそうもいかない。だから、大人しいやつがいると、先輩から弄られやすくなるようになにか突っ込んだり、そういうことは考えています。

職場の方の応援はどうですか?

本当にいつも応援してもらっています。春の練習試合にも、直属のマネージャーが2回も応援にきてくれて、チームリーダーも先週の日本IBM戦を見に来てくれました。皆さんお忙しいと思うのですが、ご自身の時間を使っていただき応援に来てくれる。本当にありがたいです。
平日は練習に行くために融通をきかせてもらって、定時に帰らせてもらっています。感謝ですね。

仕事もラグビーも本気で頑張っていらっしゃる様子ですが、両立についての工夫を教えてください。

自分ひとりでやる仕事で手間がかかりそうなものは、なるべくその手間を省きたいので、うまく上司と一緒に進めています。限られた時間の中で仕上げないといけないので、独りよがりで進めてしまわず方向性を確認して相談しながら進める。あとはやっぱりいろんな人にお願いをしていますね。協力してくれる人がいれば、その人も内容を理解してくれることになるので、効率がいいです。

とても賢い進め方に思いますが、簡単にできることではないように感じます。入社後すぐにこのようにできましたか?

いや、出来なかったです。正直なところ初めはなんとなくやっていたと思います。今でも仕事が回せてるかどうかなんて分からないのですが、実は去年に転機がありました。千代田区から渋谷区に担当がかわり、ベテラン営業パーソンの方から物件を引き継いだのですが、その時に半年くらい一緒に物件を回らせてもらい引継ぎをしたんですね。その方はすごい数の担当物件があるにも拘わらず、それを一人でうまく回していました。どうやっているのかな?と観察するとやっぱり上手に人を使っていたんですね。
時間がないのは部の練習がある自分達だけではなく、物件が多い先輩も一緒。時短術は見て盗めます。僕も、見て真似ただけ。僕は営業ですが、他の仕事でも仕事のやり方を盗んで、それを自分流に変えることができるのではないでしょうか。日々勉強ですね。

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