仕事人としての東京ガスラグビー部 / works

第14回:今井明男 前篇

とにかく人と喋っている。なんでもいいから声をかける。人といるのが好きです。
そういう意味ではお客さんと喋るのも好き。部内での関係も、お客さまとの関係もそこから生まれているような気がします。

現在は入社何年目ですか?

入社年度が2009年なので今年で7年目ですね。高校を卒業後入社しました。僕は家庭の事情で大学に行くには奨学金で行くしかなかったんです。けれど、大学生になってすぐから学費の借金という大金を背負うのも嫌だなと思っていたんです。ちょうど担任の先生が僕が所属していたラグビー部の監督だったんですね。そこで、「就職という選択肢もあるよ」と提示してくれた。今ここにいる理由は、確実にその当時の担任の先生のおかげです。そうは言っても僕の通っていた高校は1学年650人くらいが在籍している高校で、進学率が99%。ここから東京ガスに行った先輩が一人もいないだけではなく、そのまま就職する人がほとんどいない環境でした。

きっと勉強もできたのだと思います。その選択から7年が経過して、今どのように考えていますか?

良かったと思います。それは、間違いなく。社会経験が格段に違ってきます。仕事だけではなく、プライベートでも先輩方にいろいろなところに連れて行ってもらって、少なくても自分と同世代と比べれば貴重な体験を積んできていると思います。大学に行った後に入社していれば今が3年目ですからね。

実家で過ごした高校時代から、即、寮生活と社会人生活が始まります。いかがでしたか?

はじめの2か月間は研修がありました。高卒だけで100人くらいいたかな?研修よりも、部の練習がキツかったですね。夜練習するというのが慣れなくって、洗濯も自分でしないといけないし、寝て起きたら翌日はまた終日研修です。研修中は、聞きたくとも否応なしに眠気が襲ってきます。座学が続くと、もう大変。ラグビー部同士でボールペンでのつつきあいをしていました。

ラグビー部のレベルについては、どう感じましたか?

自分の高校時代と比べたら、それはもう雲泥の差ですよ。もう凄すぎる。なんせ僕は09年度の入社なのですが、この年の大卒組というとまさる、ガクトさん、タツキさん、小柳さんらです。僕からすると、大学選手権で活躍していた人たちです。皆さんの活躍をテレビでも見ていました。こんな人たちとラグビーして大丈夫か?とはじめは思っていました。

そんなテレビで見ていた彼らと一緒にプレーできるのは嬉しかったですか?不安でしたか?

嬉しかった半面、不安のほうが大きかったかと思います。体の大きさも圧倒的に大卒メンバーの方が大きいですし。特に、初めてコンタクト練習した時の感覚は今でも覚えています。身体が壊れるかと思いました。(笑)

同期とはいえ、年齢が4つ違います。とても仲良く見えますが、やはり初めは近寄りがたいものですか?

やっぱり高卒の18歳からすると22歳である大卒に声をかけるというのは、無理です。体育会の体質が染みついているので、4歳差なんてもう……。だから初めの頃はかなり周囲に気を遣ってもらっていたと思います。少しづつ馴染んでいけたのは、同じ寮にいる先輩方に声をかけていただいたのがきっかけですかね。はこさん(箱崎)、和也さん(小吹)、岩山さん、茂木さん、片寄さん、内野さん、高野さんなどに可愛がってもらいましたね。僕は一時期、茂木一派と言われていました。(笑)茂木さんは本当に面倒見のいい方で、一派があったんですね。まぁすぐに脱退しましたけどね。

高校から入社した選手で、部に打ち解けている選手と、ちょっと苦労しているなというように見える選手がいるように見えます。違いは?

「本人が部に打ち解けようとするかしないか」だと思うんです。なんていうか、本当に部に打ち解けたいか、仲間になりたいか、という思いが大事だと思います。すぐに打ち解けていく選手というのは、早い段階で自分から先輩のもとに行ってコミュニケーションを図っていると感じてます。逆に馴染むのに時間がかかる選手は、僕たちから声をかけてあげるようにして、なるべく先輩との接点が多くなるように心がけています。正直キャラもありますけどね。やっぱり、先輩の方としても目をかけようとしてもそのきっかけというか、本人が馴染もうとしている様子がないと声をかけられないですからね。打ち解けたいという姿勢が必要なのかな?と。

入社直後の配属は?

僕らの入社した2009年度は、研修の一環としてグループ企業に行かせていただくことになっていて、㈱キャプティとTGライフバル台東に行きました。このころは、仕事というよりもまだ勉強の身という感じで17時半に帰社してましたので、練習には毎回参加できていましたね。
そして翌年2010年、エネルギーソリューション本部 都市エネルギー事業部 中央都市エネルギーという部署に正式に配属されます。この部署は、主に業務用のガス機器(空調、厨房など)を古くからお使いのお客様に対し、機器の寿命に伴い、機器のリプレース提案をし、再度TGのガスをお使い頂くことと、新築で新たに建つビルに対し、新規でガス機器を導入して頂くこと目的としています。いわゆる維持・拡大営業です。営業担当グループとしては、エンドユーザー(末端の消費者)とサブユーザー(設計事務所など)を担当としている地域営業グループ(ガクトさん(長尾)がいます)と、国の機関や役所の機関を担当している官公庁営業グループ(ジュンペーさん(大平)がいます)があります。私が所属しているのは、地域営業グループです。途中で建屋が変わりましたが、基本的にはやっていることは今も同じです。ただ、担当は一度変わったことがありまして、配属からの4年間は千代田区のエンドユーザーを担当していたのですが、昨年からテナントビルが多い渋谷区のエンドユーザーを担当しています。
この部署に高卒が配属されたのは10年以上ぶりで、入社時には年齢の近い方や、高卒の先輩が全くいませんでした。

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