試合レポート / report

‘18 トップイーストリーグ 第5節 試合結果【VSヤクルトレビンス】

2018/10/06 東京ガス大森グラウンド

東京ガス 17 - 22 ヤクルトレビンス
T G PG DG Total   Total T G PG DG
1 1 0 0 7 1st 14 2 2 0 0
1 1 1 0 10 2nd 8 1 0 1 0
出場選手
東京ガス ヤクルトレビンス
1.小俣 勇也(神奈川導管事業部)
2.下山田 領治(神奈川導管事業部)
3.蛯名 崇博(北部導管事業部)
4.髙野 祐史(産業エネルギー事業部)
5.トロイ カレンダー(人事部)
6.上原 充(北部導管事業部)
7.粕谷 俊輔(神奈川計画推進部経理G)
8.ジャスティン ダウニー(人事部)
9.辰野 新之介(営業第二事業部)
10.サム ノートンナイト(人事部)
11.佐藤 宏哉(北部導管事業部)
12.西田 悠人(エネルギー企画部)
13.長尾 岳人(都市エネルギー事業部)
14.野田 滉貴(都市エネルギー事業部)
15.黒澤 健(営業第一事業部)
16.小山 洋平(中央導管事業部)
17.小川 一真(営業第二事業部)
18.松田 倫太郎(中央導管事業部)
19.ジョサム ランプリング(人事部)
20.鈴木 達哉(営業第二事業部)
21.小泉 泰介(神奈川導管事業部)
22.宗像 仁(神奈川導管事業部)
23.金 淳英(エネルギー提案推進部)
リザーブ

2018年10月13日(土)、東京ガス大森グラウンドにて、ジャパンラグビートップイーストDiv.1第5節、ヤクルトレビンス戦が行われました。
試合前のアップから両チームの気迫が観客席まで届き、好ゲームが期待されます。このゲームに勝った方が、暫定でリーグ1位となる大事な一戦です。それでは、観戦記をお伝えします。

○ヤクルトレビンス戦観戦記
 22-17。この差「5点」にはいろいろな意味、想い、感情があると思う。あの日本を代表するシンガーソングライター松任谷由美さんが1984年のリリースした楽曲「ノーサイド」の歌詞にこのような一節がある。「何をゴールに決めて何を犠牲にしたの。誰も知らず」この歌詞の意味は、試合で点数を取るために、試合で勝つために、選手・チームは、様々な犠牲を払いグラウンドに立っているが、その払った犠牲の重みは他人にはわからないということだ。きっとヤクルトは今シーズン、この5点を守りきって勝利するための必死の努力を重ねてきたはすだ。一方東京ガスもこの5点をひっくり返し、逆転勝ちを収めるための必死の努力をしてきた。その努力の差がどこにあったのか。もちろんだれも知る由もなく、今日、東京ガスにノーサイドの瞬間、突きつけられた事実は「5点差で負けた」ということだけであり、我々はその結果を受け止めるしかない。
 私は、試合開始直後のキャプテン12番西田悠人(同志社大学出身、エネルギー企画部所属)のビッグタックルを見て安心してしまった。「あ、今日は勝つな」と勝手に思い込んでしまったのだ。試合には必ずターニングポイントが存在する。「あの時のあいつのプレーが勝ちにつながった」というように、チームにはキーマンになるプレーヤーがいて、そのプレーヤーの活躍がチームに勢いを持たせ勝利に導く。ビックタックルをした人間が、キャプテンであり、そこで奪ったボールをFWがスクラムを押しきり先制!東京ガスにとって最高の形で流れを掴んだと思った。前半終盤にヤクルトに2トライを返され逆転され後半を迎えるが、観戦している私の気持ちのどこかに余裕があったのは、「キャプテンのビックタックルから先制をして、負けるはずがない」という思い込みのせいだった。
 後半、スコアボードに動きがないものの、ヤクルトの好ディフェンスが光り、東京ガスのペナルティが多くなる。後半13分、ヤクルトにペナルティゴールを決められ、17-7とセーフティリードを許すと、試合はヤクルトのペースで進み、後半20分にはモールトライを決められ、その差を15点差とされてしまう。流れを変えたい東京ガスは、必死に攻撃を重ねヤクルトに圧力をかけていく。すると後半25分、ヤクルトのペナルティから敵陣22m付近でラインアウトを獲得、何回も攻撃を重ね最後はFWが近場をつき、5番ジョサムランプリング(ニュージーランド出身、人事部所属)がトライ、22-14と追い上げる。続けて後半31分、敵陣ゴール前でディフェンスを崩し、トライかと思ったが、10番サムノートンナイト(オーストラリア出身、人事部所属)から金淳英(関西学院大学出身、エネルギー提案推進部所属)へのラストパスが頭上を越えてしまいタッチに出てしまう。(スポーツに“たられば”がないことは、以前記載したが、あのプレーがトライになっていれば…)残り10分で、東京ガスは3点を返すまでに留まり、22-17で敗戦を喫した。
前述した松任谷由美さんの「ノーサイド」の歌の主人公は、自身のゴールキックを外してしまい、試合に敗れてしまった。私は、今日、東京ガスの敗戦が決まった瞬間にこの歌が脳裏に流れた。今シーズン「トップチャレンジ昇格」を目標に掲げて努力してきた東京ガスにとって、1敗という事実は重い。悔しい。ただ、松任谷由美さんの「ノーサイド」の状況と、現在の東京ガスの状況で異なる部分が一つある。歌の冒頭「長いリーグ戦締めくくるキックはゴールをそれた」そう、「ノーサイド」では主人公のシーズンは終わり、「次」が用意されていない。しかし、東京ガスはどうだろう。本日のヤクルト戦はリーグ第5節であり、残り4節残されている。まだまだ今シーズンの結果はどうなるかわからない。今日の試合結果はしっかり受け止め、反省はするが、全員で前を見よう。次の試合に勝つために、また大森グラウンドで全力でひたむきに練習をする。我々ができることは、それだけだ。
(文:広報工藤)

○中瀬HCより試合後のコメント
 今日のゲームについては、リーグ戦のヤマ場であることは選手・スタッフともによく理解した上で良い準備をしてきただけに、敗戦という結果は非常に残念です。選手達は最後まで本当によく頑張ってくれましたが、ヤクルトの闘志を全面に出すラグビーに対して上回ることができなかったことが最も残念でした。結果については全てヘッドコーチである私の責任であり、今日の敗戦は、私のラグビー人生の中でも一生忘れられないものになりました。今後、自分達の力で変えることができるのは、残りの試合を全て勝利するということです。もう一度、チームとしての原点に立ち返り、決して妥協せず、良い準備をして次の試合にチャレンジしたいと思います。

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