試合レポート / report

‘18オープン戦 試合結果【VSセコムラガッツ】

2018/07/14 東京ガス大森グランド

東京ガス 33 - 12 セコムラガッツ
T G PG DG Total   Total T G PG DG
0 0 0 0 0 1st 0 0 0 0 0
0 0 0 0 0 2nd 0 0 0 0 0
出場選手
東京ガス セコムラガッツ
1.小俣勇也、小山洋平
2.小山洋平、下山田領治
3.蛯名崇博 
4.高野祐史、和田拓馬、深澤泰山
5.トロイカレンダー、村上丈祐
6.上原充、阿井宏太郎
7.粕谷俊輔、箱崎友己、船起勇一
8.鈴木達哉、ジャスティンダウニー
9.辰野新之介、小泉泰介、山岡篤樹
10.サムノートンナイト、宗像仁
11.佐藤宏哉、村松佑一朗
12.西田悠人、金淳英 
13.野田滉貴、長尾岳人  
14.ステファンヴァンデンウォルト、斉藤春樹
15.黒澤健、ステファンヴァンデンウォルト
リザーブ

いつも東京ガスラグビー部にご理解とご支援を賜りありがとうございます。
2018年7月14日(土)、東京ガス大森グランドにて、春季オープン戦セコムラガッツ戦が行われました。

○セコムラガッツ戦観戦記
 セコムラガッツは東京ガスと同じ「トップイーストリーグdiv.1」に所属しているチームで、近年の公式戦では東京ガスが白星を重ねているものの、ひたむきに体を張ったコンタクトプレーで勝負してくるチームであり、決して侮ることはできないチームである。今日の試合は、秋の公式戦で対戦することは意識せず、自分たちの持っているものすべてを発揮して、勝利につなげたい。
 キックオフからボールを確保した東京ガスは、テンポの良い攻撃からゲインを重ね、前半5分敵陣22m中央付近内でマイボールスクラムを獲得する。一般的に、エリア中央付近のスクラムからのバックスのアタックはあらゆる形(オプション)を作りだすことができ、ディフェンスをする側も難しいエリアとされる。東京ガスはどのようなオプションを選択してくるのか、観戦側からすると見どころの一つであるが、良い意味で期待を裏切られた。スクラムからNo.8の鈴木達哉(慶大出身、営業第二事業部所属)がボールを持ち出し、そのまま相手選手を何人も引きずりながら突進し、トライをしたのだ。近年No.8というポジションは、求められる役割からどのチームも大柄の外国人選手が担っているケースが多いが、鈴木達哉は外国人選手に劣らず、力強いプレーを見せつけた。このまま流れに乗りたい東京ガスであったが、セコムラガッツも出足良く激しいタックルで東京ガスの攻撃の芽を摘む。徐々に試合の流れはセコムラガッツに傾き、前半15分、東京ガス自陣深くからラインアウトモールを組まれそのままトライを許す。難しい位置からのゴールも決められ、試合を振り出しに戻される。その後は、東京ガスが今シーズン取り組んできたスタイルを発揮し、テンポの良いアタックを繰り広げるが、セコムラガッツの固いディフェンスをなかなか崩すことができず、手に汗握る展開が続く。前半30分、均衡を破ったのは東京ガスであった。敵陣ラインアウトからモールを崩されたものの、FWの連続攻撃の中に、11番佐藤宏哉(平工業高出身、北部導管NC所属)が参加し大きくゲイン、最後は5番トロイカレンダー(オタゴボーイズ高校出身)がトライを決めた。11番佐藤はランニングで魅せる派手なウインガーではないが、体幹の強さと瞬間のスピードを生かし、密集でもゲインができるプレーヤーである。前半は14-7と東京ガスがリードして折り返す。
 後半、ボールを確保し攻め上がりたい東京ガスであったが、連携のミスなど簡単なミスが続き、セコムラガッツに試合の主導権を握られる。後半5分、東京ガスゴール前ラインアウトからセコムラガッツに攻撃を重ねられ、トライを許してしまう。その後も、東京ガスは細かいところで攻撃のリズムがかみ合わず、効果的なアタックを展開することができない。しかし、後半15分、東京ガスはセコムラガッツの攻撃をしぶとく止め続け、ミスを誘い、ターンオーバーに成功、最後は11番村松佑一朗(東海大学出身、中央設備保安C所属)が快足を披露し約50mを走り切りトライ。難しい位置からのコンバージョンキックも10番宗像仁(立命館大学出身、神奈川導管保全G所属)が落ち着いて決め、一気に流れを引き寄せた。このトライで東京ガスの攻撃のリズムが戻り、その後も13番長尾岳人(早稲田大学出身、都市エネルギー事業部所属)、1番小山洋平(東海大学出身、南部導管NC所属)が連続でトライを決め大きくリードを奪った。最終スコアは33-12となり、春季オープン戦最終戦を勝利で飾ることができた。しかし、セコムラガッツのディフェンスは素晴らしく、秋の公式戦に向けて、簡単には勝てない相手であることを再認識できた試合でもあった。
2018年度シーズンの春季オープン戦は8勝1敗の結果となり、充実した4か月を過ごすことができた。しかし、過程はどうであろうと、すべては9月からの公式戦で勝利をおさめ「トップチャレンジリーグ昇格」を果たすことが目的であり、そのために日々の練習に精進するのみである。

最後になりますが、春季オープン戦、グラウンドまでお越しいただき応援いただいた方をはじめ、様々な方にサポートをいただき、選手、スタッフ一同御礼申し上げます。これからチームは、夏合宿、プレシーズンマッチを重ね、9月の公式戦を迎えます。9月からの公式戦についても、皆さまのさらなる熱い応援をどうぞよろしくお願いいたします。

○中瀬HCからのコメント
今日の試合は、3月から積み上げてきたことの集大成という位置付けで臨みました。いつも通り、相手がどこであっても「自分達がどうあるべきか」ということが大事であり、常に高い基準で自分達のスタイルを崩さず試合を進めることができるかどうかということにフォーカスしました。そういう意味では、今日の試合は、セコムのひたむきに体を当ててプレッシャーをかけてくるラグビーに対して、自分達のスタイル・規律を保てない場面が多く、自分達のペースを取り戻すのに60分近く掛かってしまったことは大きな反省点だと思います。逆に言えば、後半から出場したメンバーが、試合の流れをよく引き戻してくれました。本番(トップイースト)では、どこのチームも必死になって闘うのは当然であり、「チャレンジャー」というスタンスで臨むことはもちろんのこと、いかに自分達のスタイルを貫くことが大事かということを今日の試合で学びました。ただ、春シーズンを通して振り返ると、チームは非常に良い準備ができ、大きな手応えを感じています。
今後、春から積み上げた基盤を更に鍛えるとともに、細かい部分の整理をしてチーム力を上げることで、万全の状態で9月を迎えたいと思います。
(文:広報工藤)

(photo by Sayaka Masumoto)

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