試合レポート / report

‘18オープン戦 試合結果【VSヤマハ発動機ジュビロ】

2018/06/23 ヤマハ大久保グラウンド

東京ガス 7 - 5 ヤマハ発動機ジュビロ
T G PG DG Total   Total T G PG DG
0 0 0 0 0 1st 5 1 0 0 0
1 1 0 0 7 2nd 0 0 0 0 0
出場選手
東京ガス ヤマハ発動機ジュビロ
1.小山洋平
2.小川一真 
3.蛯名崇博 
4.和田拓馬 
5.ジョサムランプリング 
6.上原充   
7.粕谷俊輔 
8.鈴木達也 
9.辰野新之介 
10.サムノートンナイト 
11.佐藤宏哉  
12.西田悠人 
13.野田滉貴  
14.ステファンヴァンデウォルト 
15.黒澤健 
リザーブ
小俣勇也
下山田領治
松田倫太郎
高野祐史
村上丈祐
阿井宏太郎
箱崎友己
ジャスティンダウニー
小泉泰介
宗像仁
古屋龍太郎
金淳英
長尾岳人
村松佑一朗

いつも東京ガスラグビー部にご理解とご支援を賜りありがとうございます。
2018年6月23日(土)、ヤマハ大久保グラウンドにて、春季オープン戦第5節ヤマハ発動機ジュビロ戦が行われました。春季オープン戦初めての敵地での試合となりましたが、グラウンドまで応援に足を運んでいただいた皆さま、本当にありがとうございました。本日は降りしきる雨の中の試合となりました。この雨は東京ガスに味方をするのか…相手は、トップリーグ上位のチームであるヤマハ発動機ジュビロ。失うものは何もなく、果敢にチャレンジするのみです。
それでは観戦記をお伝えします。

○ヤマハ発動機ジュビロ観戦記
最近、スポーツ選手のコメントで「良いパフォーマンスをするために、良い準備をする」というフレーズをよく聞く。「準備」この言葉はスポーツにどう関係あるのか。スポーツをする上で、精神的なプレッシャーは様々な要因から生まれる。そして、時として、そのプレッシャーを受けてしまうと、自分の思い通りのパフォーマンスが発揮できない。相手チームの「イメージ」もプレッシャーの一つであろう。一般的に、格上のチームと対戦するとなるとどうしても意識してしまうし、いつもよりも力が入ってしまうのも納得できる。しかし、そのようなプレッシャーの中でも常に同じパフォーマンスを発揮できるようにするために、日々の「準備」が大事となる。あらゆる場面を想定し、練習を重ねることで、試合の中で「予期せぬ事態」が減り、落ち着てプレーすることができるのであろう。相手がどのようなチームであろうと、自分たちが行ってきたことを体現する。これが現代スポーツにおいてのベースの考え方になってきているのではないだろうか。
さて、本日の試合、もう皆さんもお分かりの通り、東京ガスラグビー部が勝利した。それも7-5というスコア。ラグビー通の方からすれば、このスコアを見ただけで、シビれる試合内容であったことは大いに予想できるのではないだろうか。前半、東京ガスはキックオフボールを確保し、得意の展開ラグビーで攻め続ける。しかし、やはり今までの試合とはDFのレベルが違い、ヤマハ発動機ジュビロも簡単に前には出させてくれない。前半最初は一進一退の攻防が続き、東京ガスも引けを取らない試合を展開する。展開ラグビーを得意とする東京ガスに今日の雨は不利かと思われたが、ヤマハ発動機ジュビロも雨の影響でハンドリングエラーに苦しみ、相手のエラーに助けられたシーンもあった。均衡を破ったのはヤマハ発動機ジュビロ。ゴール前の連続攻撃から、最後は東京ガスディフェンダーのマークがずれてしまいトライを許す。前半は、0-5で折り返したが、東京ガスの選手全員が、気合いの入ったタックルを幾度も決め、またミスをしても全員でカバーする意識が強く(9番辰野新之介(早稲田大学出身、営業第二事業部所属)10番サムノートンナイトのカバーディフェンス、リスクマネジメントには助けられた)まだまだやれると思わせる試合展開であった。
後半からも、選手の集中力は切れることなく、徐々に良いプレーも出始める。突破口を見出したのは、ラック周辺からのピック&ゴーのプレー。2番小川一真(帝京大学出身、営業第二事業部所属)5番ジョサムランプリング、6番ジャスティンダウニーを中心に、近場でゲインを重ねることにより、東京ガスのアタックに圧力を増すことができた。また、タックルも前半以上に、精度、気合いが向上し、ヤマハ発動機ジュビロにフィニッシュを許さない。後半、均衡を破ったのは東京ガスであった。相手ペナルティから敵陣奥深くに攻め込み、ラインアウト確保し、最後はFWで近場を攻め続けた。トライを決めたのは、3番蛯名崇博(大東文化大学出身、埼玉導管NC所属)、体の使い方が柔らかく、プロップの選手とは思えない身のこなしで器用な選手である。また、昨年はガス主任技術者国家試験(甲種)にも合格し、文武両道を体現している優秀な人材だ。その後のコンバージョンキックも難しい位置ではあったが、10番サムノートンナイトがしっかりと決めリードを奪う。
後半終盤、ヤマハ発動機ジュビロもプライドを賭け、東京ガスのゴールラインに迫ってくるが、東京ガスもプライドを賭け必死のタックルでトライを許さない。そして試合は最終スコア7-5でノーサイド。今日のゲーム内容は、誰かのおかげというわけではなく、出場選手、そしてチーム全員の日々の練習の成果が発揮された、今季ベストゲームと言えるだろう。
春季オープン戦の一番の山場であったヤマハ発動機ジュビロ戦を勝利で飾れたことは、紛れもなく最高の結果であり、チームにとっても大きな自信となるだろう。この結果はすべて、日々の練習で良い準備をしてきたから起こったものであり、相手に関係なく、東京ガスのラグビースタイルを貫くことができたことこそが、大きな成果と言える。しかし、東京ガスのラグビーの本番は秋の公式戦であり、目標の「トップチャレンジリーグ昇格」を達成するまでは、努力は終わらない。この結果に満足することなくまた次の試合に向けて、大森グラウンドで「良い準備」をするのみだ。今熱戦を繰り広げているサッカーW杯から、セネガル代表のシセ監督が先日の会見でこのような言葉を残している。「夢は大きく持たなければいけない。しかしながら、小さく始めなければ夢はかなわない」次戦は6月30日(土)法政大学戦。皆さん、大森グラウンドで会いましょう。

〇中瀬HCより試合後のコメント
今日の試合はトップリーグのヤマハが相手ということで、「The Greatest Challenge(今年最大のチャレンジ)」をテーマに臨みました。選手達は、我々があれこれ言わなくても闘うマインドは十分整っていたと思います。ただし、どこが相手でも、いつも通り東京ガスのスタイルを強い覚悟で貫くことが最も大切なことであり、80分を通じてそこができていたことにとても満足しています。練習試合とはいえ、トップリーグのチームを倒すという事実は、我々にとってとてつもなく大きなことであり、間違いなく自信に繋がったと思います。内容としては、今週重点的に取り組んできたディフェンスの部分と、アタックにおける、雨という環境下でのプレーエリアの判断と相手を見て的確なプレー選択をする部分では、大きな成果がありました。
チーム内の競争力を更に上げるため、またしっかり準備して次回の試合に臨みたいと思います。
(文:広報工藤)

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