試合レポート / report

‘18オープン戦 試合結果【VS栗田工業ウォーターガッシュ】

2018/06/02 東京ガス大森グラウンド

東京ガス 26 - 17 栗田工業ウォーターガッシュ
T G PG DG Total   Total T G PG DG
2 2 0 0 14 1st 17 3 1 0 0
2 1 0 0 12 2nd 0 0 0 0 0
出場選手
東京ガス 栗田工業ウォーターガッシュ
1.小俣勇也 小山洋平
2.小川一真 下山田領治 
3.蛯名崇博 榎木佑太郎
4.和田拓馬 村上丈祐
5.ジョサムランプリング 深澤泰山
6.上原充 阿井宏太郎 
7.粕谷俊輔 船起勇一 箱崎友己
8.鈴木達也 ジョサムランプリング
9.辰野新之介 小泉泰介 山岡篤樹
10.サムノートンナイト 宗像仁  
11.佐藤宏哉 古屋龍太郎 
12.西田悠人 金淳英
13.岡橋大貴 野田滉貴 長尾岳人 
14.家村竜太郎 斉藤春樹 
15.ステファンヴァンデウォルト 黒澤健 村松佑一郎 
リザーブ

いつも東京ガスラグビー部にご理解とご支援を賜りありがとうございます。
2018年6月2日(土)、東京ガス大森グラウンドにて、春季オープン戦第3節栗田工業ウォーターガッシュ戦が行われました。グランドまで応援に足を運んでいただいた皆さま、本当にありがとうございました。栗田工業とは長年、同リーグ内でしのぎを削ってきた仲であり、長年のライバルです。5年前までは、栗田工業の本社ビルが新宿パークタワーの隣にあったため(現在は解体され移転されています)栗田工業との試合は新宿ダービーとも称されていました。本日は、練習試合といえどもプライドを駆けた戦いとなります。それでは観戦記をお伝え致します。

○栗田工業ウォーターガッシュ戦観戦記
夏の到来を感じさせる強い日差し、グラウンドの向こうの空には入道雲が見える初夏の土曜日、試合前アップからいつも以上に気合を感じさせる声が飛び交い、「今日は何か違うぞ」と感じさせる雰囲気が漂っていた。
しかし、試合開始から東京ガスの攻撃は栗田工業のディフェンスに封じられ、栗田工業の攻撃に対してもじりじりと前に出られるなど、「やはり栗田工業の方が一枚上手か…」と感じさせる展開となる。前半8分栗田工業にトライを許し、簡単に先制されてしまう。ここで流れを断ち切るには何が必要なのか…すると東京ガスベンチから「切っていけ!」との声が聞こえる。「切りに行く」とはラグビーにおける攻撃の形の一種で、ラグビーはボールを後ろにパスをするスポーツではあるが、後ろにパスをするのではなく、フラット(平行)なパスを出し、受け手がそのボールに走りこむ形のことを言う。そうすると、ディフェンスが前に出られないため、圧力を受ける形となり有効な攻撃を展開できる。(もちろんこのプレーにはデメリットがあるが、その解説はまたの機会に)この「切っていくプレー」をすかさず実践し、徐々に東京ガスペースの試合展開となってくる。特に、6番上原充(帝京大学出身、北部設備保安C)、12番主将西田悠人(同志社大学出身、エネルギー企画部)、13番岡橋大貴(関西大学卒、東部設備保安C)の献身的なボールキャリアが光っていた。すると前半17分、敵陣10m付近のラインアウトから連続攻撃を重ね、最後はステファンヴァンデンウォルトがトライを返す。そしてサムノートンナイトがしっかりゴールを決め同点に追いつく。スタンドからはサムの愛息子が「Yes!Daddy!」と声援を送っていた。しっかりパパに届いたことだろう。その後は一進一退の攻防を繰り返し、栗田工業のエースウインガー、ベンボルトリッチがトライを演出すれば、負けじと東京ガスの斎藤春樹(明治大学出身、都市エネルギー事業部)が自陣から独走トライを決めるなど、息もできない展開が続く。前半ロスタイムに栗田工業に自陣ラインアウトからモールを押し込まれ、前半は17-14の3点ビハインドで折り返す。
後半開始直後、栗田工業ボール自陣5mラインアウトのピンチを招くも、栗田工業の十八番であるラインアウトモールを2度もシャットアウトし後半メンバーの気合い、意地を感じた。すると、後半10分、相手のお株を奪うラインアウトモールからトライを返し、逆転に成功する。FWが強い栗田工業のモールを止め、そしてそのFWからモールでトライを奪った展開は、FW出身の筆者もとても興奮した。そしてさらに後半18分、栗田工業ボールスクラムを押し切ってターンオーバーを成功させた。この結果はフロントメンバー、特に1番小山洋平(東海大学出身、南部導管NC)、2番下山田領治(平工業出身、神奈川設備保安C)、榎木佑太郎(流通経済大学出身、東部設備保安C)の功績はもちろんのこと、FW8人、いや今まで練習をともにしてきたFWメンバー、スタッフの功績ともいえる。スクラムが強いと言われる栗田工業からターンオーバーできたことに意味があり、本当に素晴らしいスクラムであったと言えるだろう。(その後2回スクラムでペナルティを取られたことは触れないでおく)その後は、出場メンバー全員が足首に刺さる気合いのこもったタックルを連発し、栗田工業に良い攻撃をさせない。また、フロントプレーヤーの榎木佑太郎(流通経済大学出身、東部設備保安C)はフィールドぷれーではジャッカル(密集からボールを奪うプレー)を決めるなど、個々のプレーが光り、隙を与えないディフェンスを展開していた。そして、後半終了間際に試合を決定づけるトライを決め、26-17で勝利を収めることができた。
今日の80分間は、出場メンバーはもちろんのことチーム全員のベクトルが同じ方向を向き、東京ガスのラグビーをやりきった結果だと思う。試合前アップで感じた何かが違うという雰囲気は嘘ではなかったことが証明された。今日のような熱いゲームこそラグビーという競技の醍醐味であり、ぜひとも生で感じてもらいたい。春季オープン戦も3連勝を飾り、幸先の良いスタートは切ってはいるが、結果に奢ることなく、また次回の練習から気持ちをリセットし邁進してくれるであろう。次戦にも期待したい。

○中瀬ヘッドコーチからの試合後のコメント
先週の試合同様、選手達は闘志を前面に出して闘ってくれました。チームとして積み上げているフィジカルと基本スキル、そしてマインドの部分は、 着実に成果として表れていると思います。今日の試合では、自分達のラグビーのスタイルを貫く大切さということと同時に、コンタクトレベルの高い相手に対して、 少しでも隙を見せると自分達のスタイルに持ち込めなくなるという大きな学びも得たと思うので、引き続き、試合で起こりうるプレッシャーと強度の中でしっかりトレーニングを積んで、 次のゲームに向けてチーム一丸となって準備を進めたいと思います。

○次戦予定
 VS横河武蔵野アトラスターズ
6月16日(土)13時KO @大森グラウンド
応援よろしくお願いいたします!!

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